特別企画 働くってなあに
学生団体DUS7月 特別企画「働くってなあに」
学生団体DUSの7月のゲスト回は、特別企画となりました。
今回のイベントでは、弁護士、デザイナー、公務員、銀行員、石油エンジニアの方々に来ていただき、職業について
様々な視点から、お話を伺いました。
ゲストの皆さんには、ご自身がどのようにして今のお仕事に就かれたのか、今のお仕事は具体的にどのような仕事内容なのか、
今のお仕事が社会に対してどのような働きかけをしているか、などの観点からお一人ずつお話を伺いました。
お話を伺ったのち生徒からの質問に答えて頂きました。
ここでは、それぞれの方のお話まで書くと長くなってしまうため、お話は割愛させて頂き、生徒からの質問とその回答の一部を
ご紹介しようと思います。
銀行員Uさん
Q、単純な疑問なのですが、駅などに置いてあるATMにはどのぐらいのお金が入っているのですか?
A、所によって違いますが、大体2〜5千万円です。
Q、お金を扱うお仕事だと伺いましたが、今後のお金自体の変化についてUさんのお考えを教えて下さい。
A、今の紙幣、硬貨などのお金の形は必ず変わっていくと思います。 実際、今は電子マネーなどの普及によって銀行に業務にも
変化が訪れています。
今後、物体のお金がなくなっていくため銀行の仕事の形も変えていく必要があります。
デザイナーOさん
Q、自分の好きなことを仕事仕事にする上で大変だったことは何ですか?
A、自分の好きなことだからこそ、こだわってしまうので、みんなで作り上げていくものは完全に自分の思い描いたものには
出来ないという点です。
公務員Kさん
Q、共働きで、どのように家事をこなしているのですか?
A、最初は、ケンカしながら行っていましたが最近は子供たちと家事を分担しているので、お互い様で成り立っています。
石油エンジニアNさん
Q、二酸化炭素を地下に埋めるという話を耳にしたことがあるのですが、具体的にはどのようにして埋めるのですか?
A、大きな圧縮機を運んできて、二酸化炭素をできる限り圧縮して地下に送り込みます。
弁護士Mさん
Q、弁護士のお仕事の中では、とても悪いことをした人の弁護を頼まれる事もあると思うのですが、そのような依頼に対してはどのように
対応しているのですか?
A、人は、たとえどんな悪いことをしてしまった人間でも生まれた時から悪なのではなく、その行為に至るまでのプロセスがあります。
そのように、その人のここだけは理解してほしい点を見つけることが大体の場合見つけることができるので、
大体の場合依頼を受けるようにしています。
以上が今回のイベントで出た質疑応答の一部です。
編集後記
今回のイベントで、当団体では初めての試みとなる複数の方にゲストに来て頂きました。
今回のイベントは、特別企画とある通りとても特別な回でした。
今までのイベントの形としては、基本的に一人のゲストさんにきていただきお話を伺っていました。
しかし、今回のイベントは複数の異なる職業の方に来ていただきお話を伺ったので、それぞれの職業にどの様な特徴があり
その職業をしていられる方にはどのような傾向があるのか、比較して考察する事ができ、とても興味深かったです。
また、今回は東京賢治シュタイナー学校の全面的な協力のもと実施させて頂きました。
そのため、いつもとは違う多くの方にイベントにご参加頂きました。
ご参加くださった皆様からのアンケートには、将来のことを考え始める年齢であろう高校生の思うところが多く書かれていて、
イベントの企画をして本当によかったなと心から感じました。
このように、自分の親の世代の方の職業のお話を伺うことは少ない機会だと思います。
そのためか、予想していたよりも、ご参加くださった皆さんが食いつくようにゲストの皆さんのお話を聞いており
質問も自然に出てきていたので、今の学生はあまり職業などに関心がないと勝手に思ってしまっていた自分を悔やみつつ
とても嬉しく思いました。
今後、いずれはお話をしてくださったみなさんの様に、職業につくことになると思います。
学生生活が終わり、長い付き合いになるであろう仕事を自分で選択するとき、この様なイベントが何かしらの形でご参加くださった
皆さんのお役に立てれば嬉しいなと、個人的には思っています。
ご参加くださった皆様、ゲストの皆様、並びにイベントの企画にご協力くださった先生方、親の方々、本当にありがとうございました!
余談にはなりますが、今回のイベントが好評だったこともあり「働くってなあに?」の第二回の企画も検討中です!!
編集者 Izumi Fusanosuke
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